保護活動
保護活動は、保健所からの引き出しをはじめ、さまざまな活動をおこなっていきます。
● 犬・猫の殺処分・虐待からの救出
● 将来的な生体販売の禁止
● 供血犬の普及
● 地域猫の定着・保護
● ブリーダーの飼育環境の改善
将来的な生体販売の禁止
最近、大手のホームセンターでもペットの生体販売を止める動きがあります。
ペットの生体販売の裏では、劣悪な環境での無理な繁殖や、生後間もない子犬や子猫を無理やり親犬親猫から引き離し、慣れない環境で四六時中ストレスの多い環境で展示するという問題のほか、売れ残った子達を偽りの保護犬・保護猫として安く販売するような悪徳業者を生み出すことにつながっています。
さらに、無理な繁殖で生まれてきた障害を持った子犬や子猫は、販売できないからと言う理由で「処分」されることもあります。
このような多くの問題を孕んだ生体販売を今すぐ止めるとなると、さらに法の抜け穴をついた悲惨な結果を招くことにもなりかねないため、そのようなことがないように、しっかりとした受け皿や法整備をおこなったうえで、将来的には生体販売をなくしていけるように活動しています。
供血犬の普及
供血犬とは、人間で言うと献血のためのドナーのことです。
犬や猫も手術を行うことがあり、その際、輸血が必要になることが多々あります。また、病気の治療のためにも、他の犬や猫から血液を分けてもらわないとならない場合が多々あります。
そのような場合、大きな病院では輸血ができる犬や猫を飼育している場合もありますが、ほとんどの病院では、その都度、輸血をしてくれる犬や猫を探さなくてはいけません。
時間との戦いとなる病気の場合、この供血犬がいるかどうかが生死を分ける場合もあるのです。
犬や猫を飼っている方でも、供血犬のことを知っている人は多くはありません。そのため、私たちONESHIPでは、供血犬の普及にも力を入れています。
保護施設
私たちのONESHIPは開拓をやってきたメンバーが多いと言うことで、その山林開拓のスキルを活かし、自分達の手で保護施設を作っています。
静岡県伊豆市の山林を借りて、自然を生かしたドッグラン、猫と遊べるキャットハウス、犬や猫と泊まれるキャンプ場&宿泊施設を作るべく、現在進行形で開拓中です。
この活動は、犬や猫のためだけではなく、過疎化の進む地域で荒れ果てていく山林の再生し、地域の活性化につながるよう、地域の方々と協力して進めています。
将来的には、この保護施設で地域の特産品を販売や地域のお店を紹介、地域の特性を活かしたイベントを行うといったことを考えています。
ここで得た収益を犬や猫の保護活動の収入源として有効に活用していく予定です。